- 石原
- 話題を個人的なことに変えさせていただきます。奥様とは同級生だったとか?
- 今津
- ええ、中学の時からね。それが卒業してずっと会うことはなかったのですが、私が森山先生の秘書として旭川に戻った1年後ぐらいですかね。ある居酒屋で一人の青年にからまれているのを見つけて助けに入ったのが再会です。私は腕っぷしには自信がありましたからね。。
- 石原
- 一つの縁ですね。奥様とはとても仲が良いとお聞きしました。でも政治家の奥様というのは大変だと思いますが…。
- 今津
- 学生の時から妻はとても活発な女性でしたし、私を責めるようなことも侮やむことも今まで一度もないですよ。選挙に負けた時もすぐに「さあ次だ!」とね。たしかに政治家の妻ですからいろいろありますが、ともかく明るく前向きで助けられています。
- 石原
- 「歌う」のは、いかがですか?
- 今津
- 歌うのはどうもね。カラオケも一番最後にみんなに促されてやっと歌う方なのですが、その時は裕次郎なんかです。 たいして分からないのですがジャズが好きで、女性ボーカルだとかピアノを聴いていると何故かうっとりしますね。アメリカやイギリスに行った時はいつも仕事を終わって大使館の人達とも別れた後で、一人でジャズのお店に行きますよ。あちらは軽い食事付きの手軽な料金で、しかも超一流のミュージシァンの演奏をいつでも聴けるところがありますからね。
- 石原
- 今津先生とジャズかぁ~。でもまあ、好き嫌いは心の奥深くにある何かですしね。
<第19回>私がその時そこに居なければその後の人生は変わったものだったでしょうね。